1. 前段
ご覧いただきありがとうございます。クロスマート株式会社でプロダクトマネージャー(以下、PM)を務めております森(@monroo12)です。
PMとして公開されている記事で、会社のバリューである「現場」「共に」についてはプロダクトマネージャー視点で大事にしていることを書かせていただきました。
弊社にはあと一つ「ナイスガイ/ナイスガール」というバリューがあるので、そのバリューについてもPM視点でどのように開発体験に影響を与えているか?を考えてみました。
想定読者
- クロスマートに少しでも興味があるかた
- PMってなんなのさ?って思っているかた
- 優しいまなざしで記事を見てくださる方
今回の流れ(目次)
- 1. 前段
- 2. プロダクトマネジメントに必要なソフトスキルと「ナイスガイ・ナイスガール」の共通点
- 3. 1つ目のソフトスキル「コミュニケーション能力」
- 4. 2つ目のソフトスキル「リーダーシップ・意思決定力」
- 5. 3つ目のソフトスキル「チームワーク」
- 6. まとめ
2. プロダクトマネジメントに必要なソフトスキルと「ナイスガイ・ナイスガール」の共通点
プロダクトマネージャーに必要なソフトスキルとは?
ChatGPTに聞いてみました。
1.コミュニケーション能力
チームメンバー、ステークホルダー、エンジニア、デザイナーなど、さまざまなバックグラウンドを持つ人々と効果的にコミュニケートできる能力が重要です。明確かつ的確な情報の伝達が、プロダクトの成功に直結します。2.リーダーシップ・優れた意思決定力
チームを引っ張り、方向を示し、目標に向かって進むことができるリーダーシップスキルが必要です。時には困難な決定を下すことも求められます。データを分析し、情報をもとに適切な意思決定を行うスキルが必要です。不確実性の中で意思決定を行う能力も重要です。3.チームワーク
プロダクトマネージャーは多くの場合、クロスファンクショナルなチームと協力して仕事を進めます。チームとの協力関係を築き、効果的なチームワークを促進するスキルが重要です。4.問題解決能力
プロダクトマネージャーは、予期せぬ問題に遭遇することがあります。そうした状況で冷静に対処し、効果的な解決策を見つける能力が求められます。5.ユーザーエクスペリエンスの理解
ユーザーの視点を理解し、プロダクトをユーザーフォーカスでデザインする能力が求められます。ユーザビリティやユーザーエクスペリエンスに関する知識が役立ちます。6.柔軟性と適応性
プロダクトの要件や市場の変化に柔軟に対応し、新しい情報に基づいて計画を修正する柔軟性が求められます。
他にも挙げられると思いますが、このようなスキルがあげられるようです。
※今回ピックアップするのは1~3のスキルを見てみようと思います。
弊社のバリューである「ナイスガイ・ナイスガール」とは?
素直で誠実。主体的に行動する。チームに貢献する。家族を大切にする。オープンである。誇りをもって仕事を楽しむ。一人ひとりが、仲間やお客様から信頼を得られる人間であろう。
ざっと見てみるだけでもプロダクトマネージャーに必要なソフトスキルと、バリュー「ナイスガイ/ナイスガール」にはいくつか共通点がありそうです。
3. 1つ目のソフトスキル「コミュニケーション能力」
プロダクトマネジメントにおける「コミュニケーション能力とは」
プロダクトマネジメントを行うにあたって、プロダクトマネージャーは異なるステークホルダーとの円滑な情報伝達や効果的な対話を通じて、プロダクトの開発や運用に関する理解と協力を促進することが必要になります。
そのためには
1.ステークホルダーとのクリアなコミュニケーション
2.顧客やチームからのフィードバックの受け入れと提供
3.タイムリーで適切な情報共有
が必要と言われています。
その際に、ナイスガイ/ナイスガールに必要な以下の点が生きてくると考えています。
ナイスガイ/ナイスガールの「素直で誠実」「オープンである」の精神
前述のとおり、「ナイスガイ/ナイスガール」の定義には「素直で誠実」であり「オープンである」精神が必要としています。
「ステークホルダーに対して、素直で誠実に、オープンにコミュニケーションを取る事ができる。」
「顧客やチームからのフィードバックを素直に受け入れることができる。」
「常日頃オープンであることで適切な情報共有を行うことができる。」
といったことが成立しているな、と感じます。
例えば具体的な現場のやりとりは??
2週間1スプリントのスクラム開発を行っていることは、他の記事でも書いているのですが、毎回行っているKPTで、KEEPだけじゃなくPROBLEMもこれでもかと言うほど素直に出てきます。
うまく言ったときはうまく言った理由を、うまく行かなかったときは反省と改善を素直かつオープンにシェアすることで開発組織が回っていて、それを促すためにPM自身が素直かつオープンなコミュニケーションを心がけています。
4. 2つ目のソフトスキル「リーダーシップ・意思決定力」
プロジェクトの主体的な推進と方針の明確化
プロダクトマネージャーには、プロダクトの成功に向けて方向を示し、チームを先導する力が必要であると言われています。
具体的には
1.ビジョンとゴールの設定と率先した導き
2.迅速かつ効果的な判断
3.モチベーションとエンゲージメントを大事にしたチームビルディング
といった行動を自ら先導し、示していかないといけません。
ナイスガイ・ナイスガールの「主体的に行動する」姿勢
ここで重要なのが、ただ言うだけでなく自らが行動、先導しチームに向かうべき方向性を示していくことだと考えています。
「ナイスガイ/ナイスガール」の一文にも、「主体的に行動する」「チームに貢献する」とあります。
チームのことを第一に考え自ら主体的に行動できる「ナイスガイ/ナイスガール」な行動・姿勢がクロスマートのプロダクトマネージャーに求められています。
言ったからにはやる、現場での主体的な行動の例
ここ最近「やろうかー」から実施された例をいくつか記載できればと思います。
- フルリモートのフロントエンドエンジニアから「コミュニケーション向上にgatherというツールを使ってみたいです」という申し入れたあった
- 翌日には体験版を導入し、1ヶ月後に振り返りを実施。有用性があったので本格導入が決まった。
- バックエンドエンジニアから「パフォーマンスのモニタリングにツール導入したい」と言われ開発メンバーで検討した後即時導入を決定し、提案したエンジニアにより導入とモニタリングが行われている。
など、現場メンバーからの声が上がったものは当人が完全に主体的に行動し実行まで移す文化が成立しているかなと思います。もちろん少しでも進みが遅い場合にはPMが積極的に介入して実行していきます。
5. 3つ目のソフトスキル「チームワーク」
クロススキルなチーム全体の協力関係
プロダクトマネージャーは異なるスキルやバックグラウンドを持つメンバーからなるチームをリードし、共通の目標に向かって協力する必要があります。
VPoPの杉原も「ビジネスサイドを共犯にする」「ビジネス⇔開発陣の翻訳をし、橋渡しを行う」とよく言っています。
プロダクトマネジメントにおけるチームワークには以下が必要だと一般的には言われているようです。
1.クロス機能型のチーム構築
2.相互補完性
3.チームによる柔軟性と適応力
これらの要素が組み合わさり、チームワークが強化されると、プロダクトマネジメントがより効果的かつ効率的にワークし健全な開発チームとなることが考えられます。
ナイスガイ・ナイスガールの「チームに貢献する」心構え
耳タコになってきているかもしれませんが、ここでも「ナイスガイ/ナイスガール」の要素が大事になってきています。
「チームに貢献する」「一人ひとりが、仲間やお客様から信頼を得られる」そんな行動指針を掲げているからこそ、バックグラウンドやスキルセットの違うクロス機能な開発チームがチームとして機能し、スピーディな機能開発が実行できていると感じています。
チームワークを意識するポイントが日々どれくらいあるか?
- プロダクトの調査依頼について
- 日々の不具合やお客様の問い合わせに対応するため開発チームから持ち回りで調査対応担当という形で通常業務に+αで対応してもらっています。
- ただ、担当週でないエンジニアも積極的すぎる程に調査に積極的に関わってくれています
- チームクロスマートスタンプも積極的に使われています。
6. まとめ
バリューである「ナイスガイ・ナイスガール」バリューと、プロダクトマネージャーに必要なソフトスキルには一致するところがたくさんあった。
たくさんある、プロダクトマネージャに必要なソフトスキルの中から今回は「コミュニケーション能力」「リーダーシップと意思決定力」「チームワーク」について抜粋してバリューである『ナイスガイ/ナイスガール』との一致点について書かせていただきました。
素直で誠実。主体的に行動する。チームに貢献する。家族を大切にする。オープンである。誇りをもって仕事を楽しむ。一人ひとりが、仲間やお客様から信頼を得られる人間であろう。
思いっきり手前味噌ですが、改めて読み直してみても、プロダクトマネージャー、ひいてはビジネスマンとして重要なキーワードが散りばめられているなぁと思います。
バリューというただの言葉にならないよう、しっかりと意識、行動し強い開発組織を作っていきます。
最後に
最後にお決まりすぎますが、クロスマートはPMはもちろんエンジニアやBizDevなど広く一緒に働く仲間を募集中です。
我こそは最高のナイスガイ/ナイスガールであると自負されている皆様!
組織も事業も急拡大していて、やること満載なので興味がある場合は是非こちらをごらんください
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